Adieu2021, Bonjour2022 上

Bonne année!あけましておめでとうございます。

先日の誕生日で25歳となり、新しい年・歳にわくわくしています。

今年は転職・身体作り・勉強と、全体を通して本当によく頑張ったなという2021年(24歳)でしたので、冬休み期間は(ほぼ)寝正月を過ごしリラックスをすることが出来て良かったです。

私は毎日3時間近く通勤に時間を費やしていて、たいていその時間は読書に充てています。うんざりするくらい長い時間なんですけれども、おかげで沢山の本が読め少しは教養も増えたのではないかな…と思います。本当はこれを生かして機智のある人間になりたいのですがそれもなかなか難しいですね。

一年間のまとめと今年の目標を少し考えてみました。


2021→2022

このブログのカテゴリー別に21年と22年について考えてみます。改めて見てみるとこのカテゴリーは結構自分の関心と生活を表しているなあと思っていて、ブログに専門性がないわけだと思いました。

以前結構気に入って読んでいたブログに日・仏語で同じものを書いてあるっていうのがあったんですけど、それってフランス語を勉強したい読者にも元々のテーマ(例えばファッション)にもどちらの読者にも刺さっていいなあと。


キャリア・フェミニズム

私は女性にとってキャリアを考えることは、自分の性別を受け入れないといけないことだと思います。ですので、キャリアとフェミニズムは同じジャンルで取り扱うことにしました。

小さい頃からかなりの量の本を読んでいたので、中学生に入る頃には「自己実現」や「フェミニズム」というワードに大変興味がありました。年齢を重ねるに従って、あらゆる分野の性差における扱われ方の違いに疑問を抱くようになりました。学部でも専攻は仏文ではあったものの、どちらかというと社会学的なものを多く勉強していました。

大学院で勉強することに魅力を感じていたのですが、親戚から「社会学やるなら一回社会に出てからの方が絶対にいい」と言われて納得したのでそのまま就職しました。言われた通りで働きながらキャリアを設計していくにしろ、フェミニズムを意識せざるを得ないシーンが本当に多くありました。

日本は諸外国に比べて、政治経済部門での男女格差が顕著に表れている国です。実際育児・介護の対応者、それに伴うキャリア設計の不安定さは目に見えても明らかで、正直自分が育児をしながら同期を上回る成果を残せるかと言われると、彼らの何百倍も努力しなくてはならないのが分かるので今から少々気が重いです。

電車、駅での痴漢、取引先の年配男性からの嫌がらせも、当たり前に存在する水商売も、ネット上や人と話す言葉の端々から滲み出る女性軽視など、「日常的に性的な姿勢や被害に晒されて搾取されるのも、搾取の構造に気付かないフリをし続けるのも毎日過ごしていくのに必死で、最早しょうがないことにしてしまっていた」*1 一年でした。コロナ禍での女性への負担は非正規雇用者の解雇、休校時の子供の世話など目に見えて集中していました。

1月頃にミスコンに出場していた際には「フェミニスト」を名乗っただけで人格否定、1つの動画に100件を超す誹謗中傷が届いたので、いかにこの国で権利主張する人が叩かれるかをよく学びました。

2022年の目標としては、もう本でも、現実世界でも現状を把握したので、それをよくするためにアクションを起こしていくことです。色々考えて、今出来ることはとにかく今の仕事を頑張って地位の高い女性になること(自分が重役の比率を構成する一人になること)、それから微力でもボランティアをすることかなと思っています。子ども食堂についての話を年始に聞いていて、人手を募集しているところに手を貸しにいくのが一番助かると言われたので早速出来ることから動いていく年にしたいと思います。


勉強・留学

今年は結果を出せていないものの、意識して勉強をしていた年でした。来年は「結果を出す一年」にしたいと思っています。

特にフランス語は毎週NOVAにて駅前留学をしていたので、忘れずに向上させる良い機会でした。聞き取りも話すのもだいぶましになりましたが…フランス語は中学生の頃から勉強していて、かつフランスにも住んでいたのでそろそろネイティブ程の力があってもおかしくないのですがなかなかそうもいかず、怠け者の自分を責めるばかりです。

今年の目標としてはフランス語だけに限らず、使える語学力の底上げです。とりあえず2年後に出来る限り大手の外資企業に就職を目指しているので、そこで使える英・仏語をなんとしても手に入れないといけないと思っています。ただ、今までこれだけ時間を費やしても良くならないのは何か理由があるのではないかとも思っているので、とりあえず(知り得る限り最も聡明な人物である)妹が帰国したので彼女に相談してみるつもりです。


旅行

私にとってコロナ禍の利点の一つは間違いなく、国内旅行に目を向けたことでしょう。20年には金沢、沖縄、名古屋へ。21年(昨年)は大阪、軽井沢、京都を訪れました。

月並みな言葉ですが「灯台下暗し」で、わざわざヨーロッパに行くのも本当に楽しいのですが、国内にもいい所が沢山あるなと改めて感じ、もっと色々訪れたくなりました。

私の国内経県値です。こうやって見ると思ったより色んな所に行っていて驚きました。*2

色々旅行して気が付いたことは、私は思いのほかアクティブじゃないなと思って。今まで楽しかった旅行を思い出してみるとだらだら本を読みながらのんびりし続けたこととか、時差ボケでわけわからん時間にベッドで喋ってのんびりしたりとか、10時間バスの中で延々と喋り続けたとか、そういうエピソードを思い出します。

予定を沢山詰めるのも勿論楽しいのですが、かなり疲れやすいので、旅行=のんびりで、今年も癒される旅行がしたいなと思いました。


1年間をカテゴリー毎に分けてみて、大体半分ほど進みました。残り、バレエ・美容・美術・読書が残っていますので、残りはまた別の投稿にしようと思います。

ではまた!


引用など

*1:北原みのり、香山リカ『フェミニストとオタクは何故相性が悪いのか』 

*2:訪れた県をカラーリングしてくれる面白いサイトがあります。経県値 (uub.jp)

1 Comment

コメントを残す