Bonjour!色々やりたいこともあり、4月から本業の傍ら服飾の専門学校に通うことにしました。毎週更新しているNovaフランス語教室「今日のフランス語」コーナーに加えて、この「専門学校日記」も自分の復習分として出来る限り毎週更新していこうと思っています。
過去のフランス語レッスンブログはこちら:
さて本日は、4月からの本格的な授業前にプレスクールとして3時間ほど座学のクラスでした。学校の講師であり、ブランドプロデューサーの加藤先生による講義は私にとってかなりの「アハ体験」でした。
特に、起業・モノ作りにおいてあくまで自分軸でブランディングしていくということに衝撃を受けました。入学前に目的を考えよという意味もあったらしく、脳内がショートするほど考えさせられました。
以下は今回の『ブランディング講座』における私なりのまとめ、知見です。
ブランドを作り出していくこと
ファッション=同調化現象
※服(アパレル)ではない
同調化現象の答えは二つ→どちらも正しい
①だれかと同じが好き
②だれかと同じが嫌い
より多くの同調化現象を起こせば売上が増える
では同調化を引き起こすためは何が必要なのか?→名前が必要
名前とはブランド名、商標等
ブランドとマーケティング
しばしば「マーケティングありきのブランディング」を語る人が多いと言います。しかし先生によると同調化現象を起こすためには順番が大事だと。例として挙げられた、在学中教師陣に何度も反対されながらもゴスロリファッションのブランドを作った人がおり、実際に売ってみたら大成功したという話が印象的でした。「自分と同じ考えの人」=ニッチな需要は必ずあり、まずは物こそが専攻であるという。
<順序が大事>
①ブランディング:これを作る、名前、目標
②マーケティング:物流ーどうやって売ったらいい?
逆だとバイヤーにようなもの、インフラが先にやると同調化まで引っ張れない
★物とサービスが同調化を先行する
<ブランド戦略とは?>
・ブランディングを行うための戦略
・マーケティングの一部ではなく、一番最初に考えること
<方法>
①ターゲットのポジショニング
こんな人にこんなもの提案したら楽しくない?
※みんなでなくてもいい、「この人」にとってはこれが刺さる→ブランドが宣伝するのは自分と同じ人、絶対にいる
②差別化:自分が考えるブランドはここが違う
<ブランドを作る流れ>
従来:ブランド作る→インスタライブ
今:ブランド作る→HP作り自己紹介・説明→インスタ、買い物カゴをHPに入れる
★卒業生の例
・Magome mameko :リスクなしのPR。学生時代シール作ってばら撒いてた。HPの写真は全て3D、加工
・kokoronokoto:オールハンドメイドのこだわり
・lizo_tokyo
・Zoe lingerie:試着をしない人に売らない、サロン式の採用、下着上下で3万円程度
・miramira New York :ニューヨークで3人でブランドを始めた。ロレックスの時計ないものをアクセサリーにしたりしてる。
・瀬戸あゆみ:主にPOPアップで広めた→POPアップは今全国どこでも出来るということ
パラダイムシフトするということ
コロナ禍において、ライフスタイルのこれまでにない変化により、消費スタイルや買い物への価値観が変わりました。過去に良いと思われていたことや学校で教わっていたことも正解がどんどん変化していると仰っていました。常に変化し続けないといけないので物凄く恐怖を感じましたが、対応していくためには本質を見極め、その流れについていくことが重要であるということです。
<コロナでの消費動向の変化>
増:インターネットの利用、家族の時間、家事
減:外食、旅行
変わらない:趣味、寝る時間
→何が変わる?
ライフスタイルの変化、価値観の変化<特に店>
①接客は贅沢な買い物スタイルに
②合わなくても伝えられる手段の普及
③直接商取引の拡大
(今までは問屋、ショップに売ってもらってたが今では作った人がそのまま売れる)
(アパレルだけでなく米などの食品もそう)
<パラダイムシフト>
-今までの考え方や価値観が180度変わる
-さっきまで正しかったことが変わる
対応出来る人になるにはどうしたらいいのか?
常に変化、状況をキャッチする
こだわり過ぎない柔軟性
自分なりの問題意識
実践
今回の講座で一番目から鱗が落ちたのはこの「実践コーナー」でした。下記は自分で書いたアイディア部分を削ったものですが、「自分中心」に「私が欲しいものは何か?」「私の属性は何か?それはどれくらいいるのか?」「何故私はこれを買うのか?」と考えていくというのは今まで学んだことがなかったので驚きでした。この実践でのメモ書きをもとに写真や文章を組み立て起案書・企画書化していくステップとなります。
★一番のターゲットは自分→まず自分軸で考えていい
①商品・サービスを考える(差別化ポイント・利便性)
→自分が欲しいもの(他では手に入らないもの・それがあるといいなというポイント)
②誰に対して?ターゲット(ライフスタイル、テイスト、クラスター)
→自分と同じ人、自分の生活
③購入理由(デザイン・素材・色・生産方法・価格)
→自分が買う理由
上記まで、ほぼ連続3時間の講義でした。考えることも多くほとほと疲れました。
ただ、一番前の席に座れなかったので講師に見てもらえず、他の生徒に時間を取られたことが残念です。4月からの学校では全て前の席に座って聞きたいことは全部聞いて、少しでも多く自分の力にしたいと思います。目標は卒業前にブランドを発表しポップアップを成功させることです。
ではまたAu revoir!
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