新年一発目、1月8日(日)の授業です。先生のご都合で午前は休講だったので、友人のジムでトレーニングをしてからの登校でした。
午後4時間は素材の勉強で「何故ブランド品が高いのか?」を糸単位から知ることが出来て純粋に興味深く楽しかったです。
前回までのクラスは下記の通り:
PM:テキスタイル(久保先生)
今日は素材名の勉強(次回から自分のブランドに向けて素材マップの作成)
横畝
・グログラン:表も裏もボコボコ、レディースはグログランリボンをしたりする
縦畝
・ピケ:裏が違う
・コードレーン:表裏立体・伝統的(トラッドといえばラルフローレン)
斜め畝(綾の変化で素材が変わる)
・ギャバジン:とにかくよく出てくる・綿のトレンチ・パンツok・ジャケットok
ポリ春、ポリレーヨン安く、綿冬、ポリ100リーズナブル
・サージ:ギャバジンの方より柔らかい、優しく見える
・カルゼ:厚い、ミニタリー、ハードなイメージ
・フランス綾:綾と綾の間隔が空いていてエレガントに見える(幅広の綾が特徴)コート~シャツまで
・カシミヤ:綾のイメージなし、綺麗め
・ツイル=綾おり、特徴のないものは全てツイル(生地名わかんない時は全部ツイル)
・バーバリー:ギャバジンより薄い、撥水加工
・デニム:横糸さらし
・チノ:メンズにはいいがレディースには重め
★「コーマ掛けの相糸」:コーマ(不純物を取り除いている)双糸(単糸によりをかけている)→綺麗なもの×綺麗なもの=とても綺麗で使えば使うほど味がでる
綿:60/1(単糸)、60/2(双糸・2の表記が双糸の意味)
双糸:綿・麻・ブロード
200円のブロードと2,000円のブロードの違い(高いものには理由がある)
※単糸で自分が納得できるものを
・自分で素材感の質感を覚えて指示を出す(選ぶのは自分なので、)
・値段と素材感がマッチしてるのか、それよりも素材が上回ると満足感が上がる
自分で体験して見てきて見ないとわからない、
・双糸・単糸を理解したい時は生地を崩して糸がどうなっているのか見るといい
・葛城
・ビエラ:春はクリアに冬は起毛
・スレキ、スレーキ:デニム裏地
不規則な野綾
・ツイード:点々(熱風)カラーの粒、太い糸を織ったもの
・ハリスツイード:商標登録されている、全体は重め、体の一部だけの時あり。
トップ(綿の状態で染めた時にチラチラ色が染まっているもの)→深みが出る
・ニット:
_天竺:厚さは関係なく、表縦・裏横になっているもの。
_リブ:袖口とかに使われているやつ
・ストレッチ:ポリウレタン入っているもの。機能的。エアラスタン(ヨーロッパから入ってるもの)
光沢あり
・ベネシャン:光沢を出した薄めの綺麗なスーツができる(サテンでは薄すぎる)
・ドスキン:メンズ高級ライン。スーツ。
・サテン:レディース高級ライン、ほぼポリエステル。光沢と生地の厚さを自分で見極め安っぽく見えないか考える。
毛羽
・ミルドウーステッド(p55)素毛
・フラノ:ジャケット・ボトム
・メルトン:ピーコート、ダッフル等アウター、キリッパなしもしやすい
・ビーバー:メルトンの友達、毛が長くより軽い、
★最近はヒートテックの活躍かアウターが軽い、ウールの厚いものNG
デザイン画、コートロングは今年じゃない
起毛素材
・コーデュロイ:コール数(並々)が多いほど薄くなる、逆毛でとる。全部を同じ毛並みにしないとパッチワークになる。通常は中太コール
・ベッチン:縫いやすい、面で出来ているので安い
・ベルベット:高い、光沢感あり、パーティードレス
・ベロア:ニット→カットソーになる(2月までには売り出すべし)
梨織
・ジョーゼット:ポリエステル多い。メンズもレデイースも使う。エレガント、キャリアゾーン(特にレディース)、柔らかい。厚み関係ない。薄めでシャツ、厚めでジャケット
・アムンゼン:表面が丸く糸が飛ぶ。ほぼレディースのみ。ロリータ、ロマンチックガーリー
・サッカー:押してなみなみにしている
・シフォン
・ちりめん:黙ってても和と分かる
薄地、透ける素材
・モスリン:薄めのブラウス、ジャケット、ワンピース
・デシン:柔らかい、エレガンス、ほぼ女性もののみ
・シフォンジョーゼット:透ける
・チュールとオーガンジー?
ハードチュールもあればソフトチュールもある
プレーンな素材
・トロピカル:
・ポプリン:縦本数が多い、春のスーツ生地
・ポリエステル綿は安いが毛玉ができてくる
・オックスフォード:2・2の織り方
・スパンレーヨン:レーヨンを短く切ったもの
・グレンチェック
・フラノタータンチェック:フラノのチェック
・ヘリンボン:織って柄を出したものは全てヘリンボーン(メンズもレディースもよく使う)
・ドビー
・縦横小さな柄が並んだもの
・ジャカード:織って柄を出したもの。ブロケードはゴージャス版
レース
・綿レース:エンブロイダリーレース(布帛のレース)
・ニット:ラッシェルレース、使い易い
・ケミカルレース:ボリューム感ある
・ボビンレース:高い、手編み
・タッサー
・フロック加工
・タフタ
・柄
どんな世界でも「プロフェッショナル」や詳しい人がいて、(おそらく私はバレエにおける後者です。)圧倒的な知識量や経験になすすべがない、と対峙して落ち込むことがあります。このクラスでは前期から数々の知識を得ましたが、自分の中に蓄積される知識の足りなさに焦りを感じることがしばしばです。
今回は「自分で素材感の質感を覚えて指示を出す(選ぶのは自分なので)、値段と素材感がマッチしてるのか、それよりも素材が上回ると満足感が上がる」ことを学びましたが、その「質感を覚える」過程にどれだけかかるかと思うと、恐ろしい反面少し楽しみでもあります。
展示会で冷たくされたり、サンプル指示で恥をかくことはこれからも多発するとはおもいますが、そんな中でそのマイナスな感情を跳ね返すくらい自分の作品の完成にプライオリティをおいて、良い作品をつくっていきたいものです。
- 専門学校日記day32:企画・品質表示
- 専門学校日記day31:パーソナルカラーを用いたデザインとマテリアル
- 専門学校日記day30:パーソナルカラーとマテリアル(プリント)
- 専門学校日記day29:テキスタイルとカラー
- 1月読書まとめ
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