専門学校日記day31:パーソナルカラーを用いたデザインとマテリアル

2月19日(日)授業です。今日はカラーのクラスが最後でした。妹がパーソナルカラーを好きだったり、純粋に色の勉強が面白かったりととても楽しんだ授業だったので少し名残惜しいです。

前回までのクラスは下記のとおり:


AM:カラークラス

・学んだパーソナルカラー4つを自分のブランドのデザインに反映させる。

・トレンドのカラー設定について:2年前に今のトレンドはすでに決まっている!

インターカラー:インターカラーこと国際流行色委員会は、国際的な民間の色彩情報団体。色々な国が持ち寄って2年後の流色を決める。 (http://intercolor.nu

・JAFTA:日本の色彩決めるところ。インターカラーで決まった色を更に国内向けに決める。会員登録費が結構高い。(https://www.jafca.org/colortrend/

今年の色

PM:マテリアルクラス

1、生地ができるまで

・原料

①天然繊維:世界的に値上がり(原材料・燃料費・輸送コスト・中国インドの目覚め)

②木材パイプ・石油:値上がり

③植物由来:着目

2、繊維:植物素材か動物素材、化学繊維

①短繊維・ステープル(絹以外の天然繊維、構造上天然繊維っぽく出来る)、毛玉が出来やすい。 

②長繊維・フィラメント(化学繊維か絹)

3、紡績:繊維から糸にする工程

4、製糸:絹を繭から出して糸にする ★富岡製糸場行った方がいい

5、紡糸(ぼうし):ノズルから押し出して使う。

ポリエステル等は汗を吸い込みやすい形状にノズルの形を変えたりできる。開発が進む分野。

人気のあるノズルとかもある。

綿は汗吸うけどそのまま溜めてしまう。

・TOP糸:紡績工程で作られる太い棒状の綿。トップの状態で染めることをTOP染めという。

ウールや麻素材でよく使用される、メランジともいう。

・染める 

①後染め(Piece dyed) 編んだり織ったりした生機を染色する。無地やプリント、表現が自由。

②先染め(Yarn Dyed) 表面間の表現が立体的になる。

仕上げ加工:製造過程の汚れを落とし、繊維の特質を生かした風合いを生かし、適正な生地幅に設定する。

・生地の幅:基本120センチか150センチ

先生のお喋りメモ

★綿ポリエステルTシャツは買わない(毛玉になる)

★修正屋という店(田舎、都内だと住吉とかにある)に生地の訂正に出すこともある。

・短繊維糸、長繊維糸ともに均一の太さであることが大事→海外からの商品は糸の管理が悪いこともあるので注意が必要。(先生の事例はベトナム根本的なインフラの悪さが問題だった?)

①恒重式(こうじゅうしき):番手、数字が大きいほど糸は細い、麻・ウール

②恒長式(こうちょうしき):数字が大きいほど糸は太い、【デニール】フィラメント糸【テックス】国際的にどの糸も同じ表し方で統一してできるように作られた。輸出入時のインボイスはテックス表記。

・マイクロメートル以下のものがマイクロファイバー

・目付と打ち込み:目付は生地の重さのこと。絹織物は匁(もんめ)表記。

打ち込みは一インチあたりに織り込まれてる糸の本数

★一インチ=2.54センチ

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・SKU表記(在庫管理上の最小の品目数)

★カットソー表記は日本語のみ(海外ではジャージー)


所感

まさに無知の知というか、知らないということを多く知った一日でした。だんだん1日ぶっ続けのクラスも楽しくなってきたのに、もう終わりだなんてとても寂しく、また少し不安です。


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